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教室カンファレンス

教室カンファレンス(2011/1/7)

慢性心不全へのチームアプローチ
慢性心不全へのチームアプローチ
今回は衣笠先生が慢性心不全の最新の診断治療について報告してくれました。心不全の病態について、基本的に収縮不全と拡張不全があり、最近では駆出率が低下していない拡張不全が注目されていること。拡張不全には、高血圧や慢性腎疾患などが背景にあること、長期予後は収縮不全と大差ないこと、そしてコンセンサスのある治療法がまだ確立されていないことなどを教えてくれました。また、慢性心不全の治療は「心臓だけを良くしよう」と考えがちだけれども、生命予後や再入院リスクを減らすには、腎臓・貧血・肺など多臓器との連関を考えつつ総合的な治療をすすめることが大切なこと、さらに、看護師・薬剤師・栄養士・リハビリ・ソーシャルワーカーなど多職種とのチーム医療が大切であること(上図)、を紹介してくれました。これは、まさしく糖尿病診療で取り組んできたチーム医療と同じ考え方であり、心不全治療も同じ方向を向いているのだなと感じました。長期的な視点で疾患管理をおこない疾患の重症化や再入院を防ぐ、合併症を予防する、そして生命予後とQOLを改善するためにはどうすればよいのか?医師だけが臓器治療のみに専念していればよい時代が終わりつつあることを実感したカンファでした。