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自治医大 石田岳史先生を迎えて 2011/5/11

さいたま市民医療センター 石田岳史先生と
さいたま市民医療センター 石田岳史先生と

5月11日(水)医学部6年生への臨床医学特論1の講義のため、学外講師として埼玉県さいたま市民医療センターより石田岳史先生がお越し下さいました。

米子へ到着されたばかりでお疲れのところ、またあいにくの天気ではありましたが、ささやかな食事会を開き、谷口教授、浜田准教授と渡邉が参加しました。

石田先生は兵庫県ご出身の自治医大卒業生で、私の先輩にあたります。奇しくも私は大学時代の学生実習と、埼玉での研修医時代に石田先生にご指導いただいたことがあり、数年ぶりの再会となりました。

兵庫県の但馬地区では、医療崩壊を防ぐために平成19年から高次医療を公立豊岡病院に集約して、他の既存病院では在宅医療やヘルスプロモーションに力を入れるという改革を行いましたが、石田先生はその際に病院と神戸大学と行政の橋渡しを行うなど重要な役目を担われました。

また平成21年に埼玉県さいたま市に新設された、さいたま市民医療センターの診療部長として着任され、それぞれに専門領域を持った総合医たちが、お互いに協力連携し合う形の医療が非常にうまくいっているお話などを伺いました。

特に印象に残ったのは「自分が40代になる頃に、どんな規模(具体的には病床数)の医療機関で働きたいのかをイメージしておくことが大切」とおっしゃったことです。

例えば、1000床クラスの病院で働きたいのならば、専門領域に特化して最先端の治療を行うために若いうちから研鑽を積むべきでしょうし、専門外の領域については他者に任せるスタンスでも良いでしょう。

200-400床前後の病院で働きたいのなら、当直帯や担当患者さんの合併症などでは幅広い領域に対応しつつも、日常業務では高度な専門医療を提供すべきですし、50-100床クラスでは、ある程度のサブスペシャリティを持ちつつ、総合医としての能力が特に期待され、在宅医療や療養病棟への対応も求められるようになるでしょう。

診療所勤務では、地域に根ざした医療が求められ、周囲の医療機関との連携が重要になってきます。

さて、私はどうだろうと考えてみますと、まだ明確に絞りきれずに50-200床くらいでしょうか。今のところは消化器に興味がありますが、サブスペシャリティと言うにはまだまだ弱いかな・・、ならば総合医だと胸を張れるほどの幅広い土台を持てているだろうか・・?

自分が40歳になるまでの課題がいろいろと見えてきたような気がする、あっという間でしたが大変有意義な2時間でした。

翌日の講義も拝聴させていただき、こちらも大変勉強になりました。

石田先生、ご多忙な中を本当にありがとうございました。

文責 渡邉ありさ