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鳥取大学医学部 地域医療学講座
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第4回米子エキスパートセミナー(糖尿病)

6月2日(木)に、順天堂大学医学部代謝内分泌学の准教授の藤谷与士夫先生をお招きし、第4回米子エキスパートセミナーを開催しました。今回の講演テーマは「インクレチンによる膵と血管の保護作用」でした。新しい糖尿病治療薬であるDPPIV阻害剤について、DPPIV阻害の作用メカニズム、使うべき適合症例、さらに、DPPIV阻害剤に新たに期待される役割として動脈硬化抑制を通じた心血管イベントの抑制、膵β細胞の再生がガストリンとインクレチン(GLP1)の両者によって強く誘導されることなど、藤谷先生の最新の基礎研究データを含めて紹介いただきました。参加者からは新しい薬剤への期待と、やはりどのような糖尿病症例に使うべきなのか?といった臨床現場に則した疑問がでていました。とくに、SU剤、ビグアナイド剤で効果がでづらい症例で、DPPIV阻害剤が著効するケースでは、膵α細胞からのグルカゴン分泌をインクレチンが抑制するためではないかといった意見もでていました。DPPIV阻害剤が有効な症例では、グルカゴンに注目して評価していくことが重要かもしれません。DPPIV阻害剤は、現在までに国内で3種類が使えるようになっています。今後も注目される糖尿病治療薬であり、藤谷先生の指摘されたように、長期的な心血管イベント抑制や膵β細胞再生が期待されています。   文責 谷口
順天堂医学部 代謝内分泌学准教授 藤谷与士夫先生
順天堂医学部 代謝内分泌学准教授 藤谷与士夫先生