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鳥取大学医学部 地域医療学講座
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第1回大山交流合宿を終えて(2011/7/9-10)

枡水高原 みるくの里にて
枡水高原 みるくの里にて
7月9-10日の2日間、大山山麓の枡水高原にある研修所で大山交流合宿をおこないました。約60名の地域枠学生が参加し、鳥大OB、自治医大OB、県福祉保健部なども協力いただき、講演会、グループワーク、交流会、発表などがおこなわれました。梅雨明けとはいえ、まだ蒸し暑いなかでの合宿でしたが、学生たちははじめてのグループワークや交流会でも積極的に取り組んでくれたと思います。講演では、地域医療のさまざまな面を知ってもらうために、智頭病院の浜崎先生、日野病院の懸樋先生から中山間地での病院・診療所で求められている医師像について、専門医の立場から、鳥取市立病院の武田先生、島根大学循環器内科の遠藤先生から講演していただきました。いずれもたいへん聞きごたえのある内容であり、住民に信頼されるための努力、独善に陥らないよう研讃を続けること、総合医と専門医の両者が地域に必要であることなど、私自身も学ぶところの多い内容でした。かたい話ばかりではくたびれるので、レクリエーションとして研修所前の駐車場で「スイカ割り」を企画したところ、おおいに盛り上がりました。夕刻からは、班にわかれてジンギスカンを堪能しましたが、食事をしつつOBの先生と接し、仲良くなるきっかけになったようです。グループワークは、3つのテーマ(地域で求められる医師、災害医療で求められること、看取りのときの医師の役割)から自由に選択し、しっかり議論して班の意見をまとめてもらうように企画しました。先輩の先生方にはファシリテーターとして参加いただき、なるべく学生たち自身の意見をだしてもらうようにしました。その後は、交流会で自由に話をする時間としましたが、かなり遅くまで話が尽きず、予定をかなりオーバーして解散するまで続きました。消灯後も深夜まで話し込んでいた学生もいるようです。翌日は朝からグループワークのまとめを班ごとに発表してもらいました。いずれのテーマも回答があるわけではなく難しいものですが、それぞれの班がじつに独創的でおもしろい意見をだしてくれました。たとえば、地域で求められるのは、信頼関係やコミュニケーションであり、医師は部活のキャプテンのような役割がある、災害現場では優先順位をつけて対応することが大事だが、ぎりぎりの瞬間に自分と患者のどちらを最優先に考えるのか、看取りをするためには患者さんや家族の意思を尊重すること、想像力を働かせて思いを馳せること、などなど、じつにさまざまな意見がでました。私が感心したのは、テキストに書いてあることではなく、学生自身の経験や議論からひねりだした言葉で表現されていた点です。おもに3年生以下の地域枠学生が対象でしたので、臨床実習や疾患の系統的な知識がないにもかかわらず、よく議論してくれたものだと感心しました。発表の時には長谷川学科長も参加いただきましたが、学生たちの言葉をきいてとても勇気づけられた旨のコメントをいただきました。2日間という短い時間で準備も十分とはいえませんでしたが、第1回目としてたいへん意義のある合宿であったように思います。ぜひ来年以降もこの合宿企画を継続しておこないたいと思っています。最後になりましたが、忙しいなか今回の企画にご協力いただいた学内・学外の先生たちに、深く感謝いたします。 文責 谷口
ジンギスカンを味わいつつ
ジンギスカンを味わいつつ
グループワークの風景
グループワークの風景
スイカ割りで盛り上がり
スイカ割りで盛り上がり
グループワークの成果発表
グループワークの成果発表