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鳥取大学医学部 地域医療学講座
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第18回教室カンファ 「マムシ咬傷」 (2011/9/14)

マムシに咬まれたときは!
マムシに咬まれたときは!
 尾崎先生から「マムシ咬傷」のお話をいただきました。
 マムシを酒につけて数日置いたあと栓を開けたら飛び出してきて噛まれたという症例があったそうです。個人的に蛇が苦手なのであまり想像したくありませんが、濃縮された毒が体内に注入されるため重症化が避けられなかったと思います。命に別条がなかったそうで、初期治療の見極めがよかったものと考えられます。
 マムシに噛まれても蛇は逃げていることが多く、頭部後方の両側に毒腺を持っていることから2か所の刺し傷があればマムシに間違いないということです。マムシ毒は血管透過性亢進と出血を来たしやすく、局所壊死、広範な腫脹、筋融解、腎不全などを引き起こし重篤な経過を経ることがあります。
 それでも生命を左右することは少ないのは、治療が敏速に行われることが多いからと思われました。ステロイドカバーを行いながら抗血清を30分以上かけて投与すること、創部からの感染を防止すること、そして遅れて腫脹が進んだり腎不全に至ったりしていないか必ず入院で慎重に観察すること。図に示すような応急処置は勿論必要ですが、医療機関へ受診いただき迅速かつ冷静な診療を受けて頂くことで多数の方々が助かっているのでしょう。
文責: 浜田