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鳥取大学医学部 地域医療学講座
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第19回 教室カンファ 「小さじ1杯の食塩でめざす健康」(2011/10/5)

食塩感受性高血圧について
食塩感受性高血圧について

本日の教室カンファは、浜田先生より「小さじ1杯の食塩でめざす健康」の題で発表していただきました。

高血圧は普段の臨床でも接する機会が多い疾患であり、血圧を下げるには食塩の摂取を減らすと良いことはよく知られていますが、減塩を頑張っているというわりになかなか血圧が改善しない方もいます。

食塩の摂取量というのは、なかなか正確には把握しづらいものです。

本人はかなり減塩したつもりでも、実際には一日摂取量のうち、1-2g減らした程度であることが多いようです。

鳥取県民の一日の食塩摂取量は13-14gとの事ですから、一生懸命減塩しても10g以上摂取しているのかもしれません。

「食塩感受性」のない方は、多く食塩を摂っても血圧にはそれほど影響しません。

しかし日本人の40%を占めるという「食塩に感受性のある」方は、食塩の摂りすぎで血圧が上がりやすくなります。

腎臓は一定の量しか食塩を体外に排出できないので、それを越えて摂取した分は体内に貯まり、血圧を上げてしまいます。

なかなか血圧が改善しない理由としては、ほかに原因となる疾患があったり、薬の服用が不十分だったりする場合もありますが、食塩感受性も疑って栄養指導をしっかりする必要があります。

自分の食塩摂取量を正確に知り、適切な減塩を心がけましょう。

そうはいっても長年の生活習慣ですから、摂取量を変えるのはなかなか難しいものです。

出汁や香辛料、減塩調味料などを上手に使ってストレスの少ない減塩生活ができるといいですね。
文責 渡邉ありさ