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鳥取大学医学部 地域医療学講座
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第23回教室カンファ 「失神の診断と治療 - 新しい診断ツールの紹介 -」(2011/12/14)

本日は失神について石田先生に講義していただきました。
救急外来を受診する患者の1−3%が失神患者で頻度としてはかなり多い病状です。4-5人に1人は失神にともない外傷を合併しており、外科としてもよく理解しなければいけない病状であると思いました。しかし失神の原因はといわれると外科医の私としては心疾患・脳疾患がまず思い浮かぶわけで、すぐに循環器内科・神経内科Drをコンサルトしたくなります。しかし実は多いのは血管迷走神経性と原因不明で、これまたどうやって診断するの?って不安になってしまいます。そのあたりも石田先生に丁寧に解説して頂きました。(詳細は失神ガイドラインを御参照ください http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2007)
診断するにあたって当たり前のことのようですが問診がとっても大事なようで、失神前の体位・活動状況・病歴・投薬歴などによって原因をしぼることができるようです。日頃疎かになっている自分の問診技術に反省し喝を入れさせてもらいました。
失神での病態で不思議だなって思ったのが状況失神です。排尿・排便失神はよく聞きますが、嚥下性失神・咳嗽失神なんてものもありこれで失神を起こす人の苦痛は如何ばかりか分かりません。
また長らく失神の原因が診断できなかった人にConfirmという埋め込み型心電用データレコーダーによって原因が特定できた一例を紹介していただきました。失神の原因がよくわからず頻回の発作に悩んでる患者さんは多く、それを診断するために地道に熱い思いをもって診療にあたる大切さを改めて学びました。
最後に皆さんに失神患者の自動車運転について御紹介させていただき終わりとさせて頂きます。
(文責:尾崎)
失神患者の自動車運転についての注意事項
失神患者の自動車運転についての注意事項