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鳥取大学医学部 地域医療学講座
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第26回 教室カンファ「予防接種について」(2012/1/25)

今回の地域医療学講座のカンファレンスは渡邉先生の「予防接種」についてでした。
現行の予防接種として定期接種は一類疾病としてDPT(三種混合)、ポリオ、MR(麻疹・風疹混合)日本脳炎、二類疾病としてインフルエンザ(65歳以上)、BCG、任意接種としてHib(インフルエンザ菌)、肺炎球菌(小児用7価、23価・・主に高齢者)、ムンプス、水痘、ロタウイルス、B型肝炎、HPV、A型肝炎、狂犬病があります。
最近日本で承認されたワクチンは以下の通りですが、諸外国と比べるとワクチンの承認が遅く世界標準のワクチンを承認していないものもあるようです。(ワクチン・ギャップ
最近日本で承認されたワクチン
平成20年 12月 Hibワクチン
平成21年 2月 日本脳炎(乾燥細胞培養)ワクチン
平成21年 10月 子宮頸がんワクチン
平成21年 10月 小児肺炎球菌ワクチン
平成23年 7月 ロタウイルスワクチン
(平成24年以降 ポリオ不活化ワクチン)
また日本はワクチン後進国で、根底に「病気にかかって治す方が自然」との考え方があるようで、麻疹・水痘など、重症化や帯状疱疹のリスクを軽視し肺炎や髄膜炎に対して、抗生剤に期待する風潮もあるようです。同種接種問題も話題になりましたが日本小児科学会では「複数ワクチンの同時接種によって有効性や有害事象、副反応はそれぞれ干渉しない。」とのコメントを発表しており、同時接種のメリットとして各種ワクチンの接種率向上、早期に免疫を獲得、保護者、医療者の負担軽減があるようです。防げる病気はワクチンで防ぐ、安全性の向上、副反応への救済、「ワクチンの相対性」教育、ワクチン後進国の汚名返上、7種ワクチンを定期接種化?(平成25年度以降)が今後の課題であるとのことでした。
 文責 森田正人
予防接種のスケジュール
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