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第31回教室カンファ「臨床推論における診断エラーとバイアス」(2012/3/7)

診断バイアスについて
今回は浜田先生に臨床推論における診断エラーとバイアスというテーマで話をしていただきました。患者を問診、診察し、診断に至るまでの過程で生じる様々な「思い込み」について具体例をあげ解説いただきました。バイアスの中には、availability bias、overconfidence bias、anchoring bias、confirmation biasの4つがあります。availability biasとは最近見聞きしたことや文献の記述に引きずられてしまい生じる過大な評価のことです。タイムリーな話題に安易にとびつき、考えが歪められてしまいます。overconfidence biasは文字通り、自身過剰という意味だけでなく、上級医や前医の意見に対し盲目的に従うことも指すようです。確かに教授に指摘されればその通りかもと思いますが、患者の詳細を把握しているは主治医ですから、一意見としてバランスよく考察することは大切だと思います。anchoring biasとは、いったん診断したことに固執してしまい改められないことで、confirmation biasとは、自分に都合の良い情報だけを集めて他は無視することだそうです。こうして「思い込み」の原因となるファクターを並べられると、少々耳が痛くなりました。その他にも推論する上でのルールとして、ありふれた疾患から考える、仮説が複数あればシンプルなものから鑑別するなど、言われてみれば簡単なことですが、普段の診療に役立つtipsをたくさん学ぶことができました。今後に生かしたいと思います。(石田)