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第3回 教室カンファ「感染性胃腸炎」(2012/4/18)

ノロウイルスの特徴
ノロウイルスの特徴
今回は、感染性胃腸炎について渡邉先生にお話しいただきました。
ウィルス性胃腸炎の原因ウィルスとしては、ノロウィルス、ロタウィルスが有名です。都内のホテルにて宿泊客の嘔吐物が原因でノロウィルスの集団感染が発生した事例を紹介され、感染力の強さを実感させられました。ノロウィルス感染罹患が血液型によって異なるということを皆さんご存じでしょうか?O型はかかりやすく、B型はかかりにくいのですが、これはH抗原を持っている人がかかりやすいため、とのことです。
さらに「診療者」という視点以外に「保護者」という視点からもお話しいただきました。
胃腸炎の患者さんやご両親には、「こまめに水分を取って(取らせて)、嘔吐物などの処置後には、手洗い、消毒をしてください」などと説明し、満足していたのですが、いったん、保護者の立場になってみると、患者さんにとって必要な具体的なアドバイスを全然できていなかった、と気付かされるのでした。嘔気がある子どもにどうやって水分を与えたらいいの?食事再開の目安は?消毒はどうやって?・・・・今回、これらについても詳しくお話がありました。また、診療者の立場からみると、原因特定の必要性は低いのですが、患者や保護者の立場からすると、原因が何なのかを会社や保育園に報告する必要に迫られる、ということも言及されました。
胃腸炎というありふれたテーマでしたが、診療者として、さらに母親として、大変ためになるお話でした。(文責 福井)