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鳥取大学医学部 地域医療学講座
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第3回プライマリ・ケア連合学会(2012/9/1-2)に参加して

福岡国際会議場にて開催された本会で、江府町における高血圧管理現況調査結果に関して発表して参りました。鳥取県の他の地域でのコントロール状況はどうか、測定遵守している人としていない人との差異は何か、などの質問を拝受しました。
 教育関係では、病院・診療所での学生・研修医指導(community-based medical education、CBME)に関するワークショップ、卒前プライマリ・ケア教育に関するシンポジウム(旧来の方法:“curriculoscrelosis”、“workforce ischemia”(いずれも造語)から脱却して学生のアウトカムを意識した医学教育を展開)に参加しました。来月から4年生、来年5月から6年生を各施設にお願いするのにあたり、受講者、指導者双方にとって多くの宿題が山積していることがわかりました。
先日3年生がお世話になった隠岐病院の加藤先生による周産期救急シミュレーション(ALSO)のデモンストレーション・コースにも参加でき、分娩手技を体験しました。県内にもALSO、BLSOの受講希望者が多いでしょうから、県内開催のニーズを掘り起こそうと思います。また、明日から日南病院内科外来を担当する者としては、頭痛の診かた(特に片頭痛はありふれた疾患であるのに見過ごされている)、SSRI/SNRIの使用法(日本は突出してデ〇スの処方が多く正しい診断と薬物依存への対策が不十分)に関するセミナーが参考になりました。
2日間の中で、講演、シンポジウムの数を上回る約20のワークショップが設置され、自分の考えを表出し、いろいろな人と交流できるのが本会の特長ですね。演題発表も、専門医学会にはない和気あいあいとした雰囲気の中行われていたのが印象的でした。
(9月2日、帰途の新幹線車内にて:浜田)
ポスターセッション発表風景
ポスターセッション発表風景

91日~2日にかけて福岡で開催された、第3回日本プライマリ・ケア連合学会学術集会に参加しました。

私は江府町の胃がん検診にペプシノゲン法と内視鏡を併用した取り組みについて、ポスター発表させていただきました。鋭い質問もいただき、今後の参考になりました。

学会では、自治医大やこれまでの勤務先でお世話になった先生方、全国で働く同窓生たちに再会できました。同世代の卒業生達にも、義務年限を明けて地元の医学部や行政と関わったりすることで、地域医療の経験を活かして学生教育や総合医の育成に努めている人がいて、自分と同じような環境で頑張っていると思うととても心強かったです。義務年限の終了後に引き続き地域医療に従事している医師もたくさんいます。やはり「断らない医療」「生活に寄り添う医療」「General Mind」といったキーワードが多く聞かれました。

2日目の教育講演は、福井大学総合診療部 林寛之先生の「開業医のためのマイナーエマージェンシー」を拝聴しました。

身近に起こりそうな救急医療について、とても楽しくわかりやすくお話しいただきました。華々しい裏技的な技術も試してみたくなりましたが、特に印象的だったのは、少しでも苦痛の少ない・痛くない処置をするためにはどうしたらいいかを日々研究されていることです。林先生も、医師は「選ばない(患者だけでなく自分の環境も)」「断らない」ということを強調されていました。

ポスター会場では、臨床研究や症例報告などのほかに、各大学や地域からの、後期研修プログラムの掲示も興味深かったです。家庭医や総合医・地域医療など名称はいろいろですが、地域のニーズに応えられる医師、求められる役割に応じて地域包括ケアやヘルスプロモーションなどの幅広い分野に対応できる医師の育成を目指して様々な工夫がなされていました。

メディアなどでは医療の細分化と専門化、スーパードクターばかりが注目されがちです。しかし大多数の国民が安心して標準的な医療を受けられること、医療に関連するサービスや多職種との連携はとても大切で、総合医や家庭医の重要性がもっと広く認知されるようになってほしいと思いました。(渡邉)

ポスター発表
ポスター発表
発表中
発表中
正常分娩に挑戦
正常分娩に挑戦
肩甲難産を皆で介助
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