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第25回教室カンファレンス「がん診療と内分泌機能異常」(2013/2/6)

がん診療でよく遭遇する内分泌機能異常
がん診療でよく遭遇する内分泌機能異常
今回は松澤先生より、がん診療と内分泌疾患ということで紹介がありました。がんと聞けば、生命が危ういという印象が強いですが、固形癌、血液癌などを含め、医学の進歩により多くのがんが治療対象にできるようになっています。最近では、分子標的薬といわれる癌細胞の増殖を選択的にストップする薬剤も使われるようになり、大きな成果があがっています。しかし、治療の進歩とともに癌治療を受けながら長期間生活する際の問題も現れるようになりました。癌性疼痛と緩和ケアの問題がよく注目されますが、癌と癌治療に伴う内分泌異常も目立たないけれど重要な問題です。松澤先生からは、低Na血症(SIADH)、高Ca血症などの電解質異常、甲状腺機能異常、副腎皮質機能異常などと癌との関係が紹介されました。癌をもつ患者さんは、本当にさまざまな症状を訴えられますが、このような内分泌機能異常が合併している場合には、病態に気づきさえすれば適切な対処法があります。「癌なのだから仕方ない」とわりきっている症状の一部に、内分泌異常というホルモンの異常が影響することを知っているだけで、ずいぶん救われるケースがあるように思いました。
文責 谷口