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鳥取大学医学部 地域医療学講座
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第27回教室カンファレンス「胃がん術後における六君子湯の使用経験」(2013/2/20)

六君子湯の有効性
六君子湯の有効性
胃がん治療には劇的な進歩がみられる反面、胃を切除した患者さんの悩みを解決する方法の開発は立ち遅れています。医師の印象と異なり、患者さんの多くはがんの再発よりもむしろ後遺症の悩みをかかえておられるようです。
 尾崎先生は胃切除術後障害に悩む患者さんの「証」に注目し、六君子湯(リックンシトウ)を使用された経験をお話しいただきました。六君子湯が食事量低下を改善させたケースがあり、想定される機序としては図のようなものが挙げられるようです。ただ、西洋医学における薬理学の視点では十分に説明できない、漢方薬ならではの視点も必要だろうということでした。
 また、患者さんの生活の質(QOL)は食事量のみに規定されるのではなく、より広い見地で、全体的なQOLに着目して胃切除後障害への治療効果を評価することが必要であるという視点は極めて重要と思いました。鳥取大学医学部消化器外科診療チームがこのようなPatient-Oriented Researchを行い、多くの患者さんの問題解決につながっていくことを期待します。 (浜田)