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鳥取大学医学部 地域医療学講座
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宮城県の皆さんへ「ありがとう」‐ 第4回プライマリ・ケア連合学会学術総会(2013/5/18-19)

プライマリ・ケア連合学会学術総会が、震災で甚大な被害を被った自治体の一つである仙台市で開催されました。
1日目】
 「専門医制度及び改訂後期研修プログラムに関する説明会」では、2017年以降基本領域となる「総合診療専門医」へ円滑に移行するために(専門医を設計するのは「ボード」であり学会ではない)設計された、家庭医療専門医後期研修プログラムVer. 2の説明がありました。
総合診療専門医の定義や役割、位置付けに関して若干の流動性(検討会内の見解の差異も)が見受けられ、さらに特定看護師育成も進む中、私たちの周囲で総合診療医育成プランをどのように設計していくか、既存の基本領域ならびに生活習慣病などの専門医との棲み分けなど、いろいろな宿題を頂いたような気がします。また、研修プログラムにおけるメンタルヘルスの比重が小さいのではと、宮城北部を震源とした(震度5)地震を体感しながら思いました。
2日目】
 7時半に会場に到着し、認知症とうつに関するランチョンのチケットをとってから、インタレスト5に参加して寄附講座の将来設計に関していろいろと考えました。
 専門医のシンポジウムを聴講後、ワークショップ16「学生からの提言!総合診療・家庭医療教育をどうコアカリキュラムに取り込むか」に参加しました。学会の学生・研修医部会で精力的に活動してきた順大、自治医大の学生さんによる企画、進行は素晴らしいものでした。学内外におけるフィードバックの工夫、成果・体験を分かち合う教育(特に家庭医療に関して)、診療現場・ケアカンファレンス・在宅診療などに各々どのように学生を参加させるかなど、私の班では多数の実践的な提言が出されました。「よい学外実習(地域医療に限らず)を行うには、大学教員が“顔の見える存在”であり自ら各施設に出かけて現場を熟知すること」も重要な気付きでした。
【宮城県に「ありがとう」】
 このような実り多い学会の企画・運営に尽力されたスタッフの方々と、学会員を受け容れて下さった宮城県の住民の皆さまにおかれましては、こころより御礼申し上げます。 (浜田)
青葉まつりの様子
青葉まつりの様子
学会場から広瀬川を臨む
学会場から広瀬川を臨む
仙台で行われたプライマリ・ケア連合学会学術集会に2日間参加しました。
 東日本大震災が起こって以来、東北に訪問するのは今回が初めてでしたが、この日の仙台は青葉祭りが行われていて街には活気があふれていました。
 シンポジウム「大災害で地域医療をどう守るか」では、震災の際に多くの苦労を経験された方々の生の声を聞き、阪神淡路大震災の経験が今回の東日本大震災に生かされたように、私たちも今回の教訓をいつどこで起こるかわからない次の災害に備えて活用することが大切だと感じました。
 寄附講座の現状と課題についてのインタレストと、地域医療実習やプライマリ・ケア教育に関するシンポジウムでは、現在私たちの講座が抱えている課題について、全国の医学部でも同じように試行錯誤されていることがよくわかりました。講座の運営の参考にしたいと思います。
 夜は、母校の自治医大卒業生の先生方との食事会をハシゴして参加しました。講座がいつもお世話になっている高知大学医学部家庭医療学講座教授の阿波谷敏英先生、東日本大震災でのご活躍から米TIME誌の2011年「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた菅野武先生とも貴重なお話ができました。地域医療について、学生教育について、自分の専門分野やスキルアップについて、その他いろいろな話題で深く語り合えて楽しい時間を過ごせました。
(渡辺)
宮城県の自治医大卒業生の先生方と、高知大学の阿波谷先生と
宮城県の自治医大卒業生の先生方と、高知大学の阿波谷先生と