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鳥取大学医学部 地域医療学講座
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第7回教室カンファ「1型糖尿病合併妊娠について」(2013/5/29)

この機器が設定したインスリン量を皮下に注入してくれます
この機器が設定したインスリン量を皮下に注入してくれます
松澤先生から1型糖尿病合併妊娠についての報告があった。1型糖尿病は自己のインスリン分泌が枯渇しているため、インスリン頻回注射でも血糖変動が大きくなりがちである。妊娠した場合、インスリン必要量の増大、暁現象やSongyi効果などで、深夜の低血糖や早朝の高血糖など、管理の難しい局面が多々発生しやすい。松澤先生から、実際に経験した1型糖尿病合併妊娠の症例提示があった。インスリンの5回注射でも、低血糖と高血糖を繰り返し、妊娠中の管理基準(HbA1c<6.2%, 空腹時血糖70-100mg/dl、食後2h<120mg/dl)に到達しがたい患者に対して、CGM(Continuous glucose monitoring)で一日の血糖変動をモニターし、インスリン頻回注射に代わってCSII(Continuous subcutaneous insulin infusion、通称インスリンポンプ)を導入することで、きわめてよい血糖コントロールを実現できた例を示してくれた。CSIIは患者のコスト負担が大きいという欠点もあるが、今後の1型糖尿病合併妊娠の患者には、CSIIがおおきな福音となることがよく理解できた。 (谷口)