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鳥取大学医学部 地域医療学講座
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第19回教室カンファレンス 「家で過ごすための医療 ―くらしを支える在宅医療」(2014/1/29)

在宅医療のニーズはますます高まっていますが・・・
在宅医療のニーズはますます高まっていますが・・・
126日、市内のふれあいの里で在宅医療推進フォーラムが開催され、谷口先生が標記のタイトルで基調講演した内容の一部を紹介しました。
 在宅医療は、1986年に当時の厚生省が出された長寿社会対策大綱(可能な限り家庭を中心として日常生活の場で必要な医療および看護・介護が行われるように在宅サービスの拡充を図る)までさかのぼり、非常に長い年数を経て計画的に制度設計されたということに驚きました。
 国の予測通り、被介護者の増加並びに高齢化と介護する側の負担増は劇的に進みつつありますが、さらに社会状況の変化により介護者の身体的・心理的負担が予想外に大きいこと、非がん患者さん並びに看取る段階にはない患者さんへの対応など、未解決の問題点はあまりにも大きいと思いました。特に、スタッフの方々との長期にわたり継続的な交流と話し合いのもとでも、家族関係に大きな亀裂を招いたり、一部の介護者が精神的に追い込まれてしまったり、など、厳しい現実があることを各所で伺っております。また、国は徐々に地方自治体に医療介護の運用を降ろしていますが、当地は医療スタッフのパワーが本当に潤沢なのか(数字のマジック)?‐県西部地区の保健師さんなどからは真逆のことを伺っております。参加者からは他に、看取りの医療あるいは在宅医療の枠組みを超えた広い見地で地域インフラを並行して整備することも重要ではないかという意見もございました。
以上のような極めて大きな問題を数多く抱えてはいますが、「家で暮らしながら医療を受ける選択肢が広がった」という認識で、徐々にでも在宅医療が普及できるよう、微力ながらお力添えできればと思います。 (浜田)