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鳥取大学医学部 地域医療学講座
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第6回全国シンポジウム「地域推薦枠医学生の卒前・卒後教育をどうするか?」(東京、2014/2/21)

 全国地域医療教育協議会は、卒前・卒後地域医療教育に関する多数の研究ならびに学会、講演会の後援、開催に取り組んで来られました。今回は、東京駅前のKITTEにて、地域にて卒後就労する医学生に対して新専門医制度を見越してどのような支援をしていくかという、実に膨大なテーマに関する講演とパネルディスカッションがございました。後援者として鹿児島大学地域医療学の根路銘安仁先生、大学から自治医科大学の梶井英治先生、日本専門医制認定評価機構の池田康夫先生、さらに、日本麻酔科学会(先んじて新専門医制度移行)、厚労省、自治体と、広い範囲から講演者、パネリストが登壇されました。フロアーにも、医師だけではなく、各自治体、学生(プライマリケア学生部会)など、多数の参加者がみられました。
 奨学生の卒業生増加と専門医制度の変革とがほぼ同時期であり、専門医制度の在り方に話題が集中しました。例えば総合診療では小外科、小児、嚥下機能など、各専門医において領域が共通する部分は多数ございます。専門医が学会主導から、機構に関連学会が共同参画する形となるのにあたり、外科、耳鼻科など、研修プログラムを学会の垣根をはらって構築し、学術集会における共同セッションも積極的に行われるとよいのでは、という意見が出されました。総合診療専門医の在り方に関しては、総合診療を標榜する医師のみを多数増やすよりも視野を広く持った専門医も一定数認定しながら協同して診療を行うよう計画すべきではという意見が出されました。
 学生、卒業生をどのように育てるかに関しては、梶井先生より、大学入学初期からどのような医師を育てていきたいかという原点にもう一度立ち返り、患者と地域のニーズに自身を柔軟に変化させて応えることができる医師を目指していただきたいという意見が出されました。また、行政の都合と数の論理で制度設計と進路決定をしてはならず、各学生、卒業生一人一人の立場でよく話をしながら支援をしてほしい、という要望が行政に対して出されました。
医学生の卒前・卒後教育の発展には早道はなく、医育機関、学会、専門医機構、行政、学生などが一堂に会してこのような意見交換を繰り返し、特に関連学会と学生が数多く参加することが重要であると考えられました。 (浜田)
地域推薦枠医学生の卒前・卒後教育をどうするか
地域推薦枠医学生の卒前・卒後教育をどうするか
雪の残る東京駅前
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