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さいたま市民医療センターを見学(2014/3/10-3/11)

さいたま市の二次救急を担う さいたま市民医療センター
さいたま市の二次救急を担う さいたま市民医療センター
3月10日(月)と11日(火)の2日間にわたって、医学科4年生5名と一緒に埼玉県のさいたま市民医療センターを見学させていただきました。
従来、総合診療はへき地では有用でも都市部では専門医療が求められるといわれており、事実医学教育でも臓器別専門医育成が重視されてきました。しかし今後は団塊の世代が一斉に高齢者世代に移行するに伴って、都市部に高齢者が激増することになります。その変化に対応するため、都市部での総合診療の重要性が見直されつつあります。
そこで、地域医療学講座では2年前から春休みを利用してさいたま市民医療センターを訪問し、都市部で活躍する総合診療医の姿を医学生に体験してもらおうと見学ツアーを行っています。第3回目となる今回も、多くの医学生が応募してくれました。
モーニングカンファレンス、総合内科外来見学に続いて夕方の内科カンファレンス、夜は開業医の先生方と一緒のケーススタディも見学させていただきました。 総合内科の坪井先生が研修医時代から現在に至るまで、その時々で何を感じ何を考えて進路や専門を決めていったかというお話は、学生にとってもとても参考になったことと思います。「まず診る」姿勢、「総合医マインドをもった専門医」、「総合医が軸になって患者さんと他の専門科をつなぐ」など、多くの印象的なご指導をいただきました。
私も、自分が高校時代や研修医時代を過ごしたさいたま市で懐かしい景色に囲まれて、お世話になった多くの方々に再会して、フル充電できました。井野院長先生、総合内科の石田先生、坪井先生をはじめ、お世話になったスタッフの方々、本当にありがとうございました。(渡辺)
井野院長先生のレクチャー
井野院長先生のレクチャー
学生の感想より
・「それぞれの診療科の軸になるのが総合医・内科医の役割」という石田先生の言葉がとても心に残りました。石田先生の授業の際に、診療科の狭間を埋める役割に総合医はなってはならないとおっしゃっていたことと自分の中ではつながったように思います。
今後の進路の中で、自分の進みたい科・学びたい病院というもので悩むことがあると思いますが、私は今回感じた、軸になれるような医師になりたいという思いを大切にこれから頑張りたいと思います。
・モーニングカンファレンスでは治療方針などに関して、科の垣根を越えて熱く議論が交わされ、総合内科ならではのカンファレンスだと感じました。
 印象的だったのはカンファレンスなどにおいて、1人1人の患者さんに対して、なぜその治療を選んだのか、どうすることが患者さんやご家族の幸せにつながるのかをしっかりと話し合っていることでした。目の前に来た病に苦しむ人を「とりあえず診てみよう」とし、何ができるかを考える先生方の姿はまさに私の目指す医師像そのものでした。
・今まさに必要とされている総合診療医を学生のうちから意識することは非常に重要なように感じる。それは2017年度から始まる新専門医制度を見ればよりそう感じるし、総合診療医を目指さないにしてもそういう存在を感じながらスペシャリストとしてマクロに医療を捉える意義は大きいはずだ。総合診療医をされている先生方の後ろ姿から考えさせられることは本当に多かったと思う。残り2年間の学生生活を無駄にすることなく、今回の実習が実りあるものになるように、「考える癖」と「挑戦する心」を忘れず、今後も活動に頑張っていきたい。
・一番強く印象に残ったのは、ご自分の専門にこだわらず診療を行う先生方の姿です。専門外の患者さんであっても、出来る限り最後まで面倒を見る姿勢に感動しました。
 総合医を志す中で大切なことは、患者さんを最後までお世話するという気持ちや、一つの専門科に縛られず、全体を見渡せるような視点を持つことであり、総合医となる為にはそのような姿勢を忘れず経験を積んでいくことが重要なのではないかと思います。自分は将来、そんな姿勢で医療に携わる医師でありたいと感じました。
・見ること聞くこと全てが刺激的で大変勉強になりました。
 「自分が軸になる」医療を実践されている先生方の姿はとてもかっこよく、私もいつかはそのような医師になりたいと強く憧れます。自分の将来について、理想の医師像について、日本の医療のこれからについて、私なりにじっくりと考えるきっかけを与えていただいたように思います。
石田岳史先生と。ありがとうございました。
石田岳史先生と。ありがとうございました。