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第4回教室カンファレンス「内視鏡診療における鎮静に関するガイドライン」(2014/4/23)

内視鏡診療における鎮静について
内視鏡診療における鎮静について
 最近、消化器内視鏡学会と麻酔科学会合同で「内視鏡診療における鎮静に関するガイドライン」が上梓されました。これは、鎮静を積極的に行うことを推奨するのではなく、鎮静下で検査・処置を行うと現場で判断した場合に被験者の安全性を担保する手段を述べたものです。
渡邉先生は、多数例の上部下部内視鏡検査・処置の経験から、検査を安全にかつ確実に行うために鎮静がかえって足かせになりうると指摘しました。図のような理想的な鎮静は現実的に難しく、特に短時間で手技が終了する上部内視鏡においては、むしろ投薬開始から回復までにかかる時間の方が長くなり、全身状態を観察するためのベッドと人員も必要となります。消化管が弛緩して通気を繰り返すことも検査時間の延長につながります。車の運転も控える必要があります。そもそも、「眠っている間いつの間にか検査が終わっていました」ということを外来の場で目指すのは無理があるのではと私自身は思いましたが、検者ならびに被験者の価値観、感情などによって適切な鎮静に関する考え方は大きく異なるのかもしれません。
 患者さんにとって楽な検査とは?と考えますと、渡邉先生が指摘するように、第1に検者(施術者)の「腕を上げる」こと、適切な体位をとっていただくこと、そして、被験者への適切な声掛けが重要と考えます。「二度とうけたくない」と1人たりとも思っていただきたくないと考えるのはプロとして当然でしょう。 (浜田)