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鳥取大学医学部 地域医療学講座
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健康な日本人における可溶性LDL受容体レベルとメタボリック因子の関連性について J Clin Lab Anal. 2015 

可溶性LDL受容体(sLDL-R)は,LDL-Rの細胞外ドメインが切断されて形成される.我々はsLDL-Rはヒト血清中にも存在し,脂質代謝パラメーターと関連しているという仮説を立てた.血清中のsLDL-R濃度はBMI,TG,LDL-Cと有意な正相関を認めた. 年齢,性,喫煙の有無で調整した重回帰分析では,BMI,TG,LDL-Cが独立したsLDL-R濃度に影響を与える因子であった.sLDL-R の形成メカニズムは複雑で,LDL-Rの発現レベルと切断レベルを完全に分離して考えるのは難しいが, sLDL-RとLDL-Cが正相関したのは,細胞表面のLDL-Rが切断されることよって,LDLの細胞内への取り込みがdown-regulationするからではないかと考えられた.
一方,sLDL-RとTGの相関は,内因性TGは主に肝臓由来のVLDLであり,sLDL-Rの形成も主に肝臓由来とすれば,肝臓に何らかの要因があると考えられる.我々は肝臓の軽度な脂肪化が背景に存在するのではないかと考えている.
血清sLDL-R濃度は脂質代謝パラメーターを中心としたメタボリック因子との関連が示唆された.
(下廣・谷口)
論文 [pdf:262KB]