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突然の真夏日の中、日野町黒坂の料理教室に参加しました(2015/07/13)

7月13日(月)、講座との連携の一端として日野町黒坂在住の方々とさらに親交を深めるため、町主催の料理教室に参加しました。日野町の栄養士さんの指導のもと、黒坂3区公民館長さんをはじめとする住民さん約10名とともに減塩レシピを参考にして昼食の調理を行いました。
(参考) 日野町モデル地区 黒坂3区でのミーティング(2015/06/08)
 
 女性陣の手際の良さに足を引っ張らないようついていくのがやっとでしたが、写真の「米粉とおからの味噌風味蒸しパン」の全行程、鮭の切り身をほぐす作業(鮭と夏野菜のサラダ寿司)など、汗を流しながらなんとかやり終えました。
多くの参加者の近親者に脳こうそくに罹患された方がいらっしゃることとの関連かどうかわかりませんが、この地区では以前から減塩が徹底され、多くの参加者にとって今回の味付け(食塩相当量2.3g、エネルギー547kcal)は好評の様子でした。
その後、住民さんと懇親し、健康づくり、暮らしに関する質疑応答を行い、さらに学生が地域に出て研修すること、健康教育に関することに対する種々のご意見をいただきました。その中で、当日は突然の真夏日(米子では猛暑)で朝から気温が30℃を超えたからか、熱中症、脳血栓などを防止するために塩分をどの程度とるとよいかという疑問が上がりました。

熱中症診療ガイドラインによると、熱中症予防に適した飲料として、水1リットルあたり食塩1~2gと砂糖20~40g(大さじ2~4杯)程度を混ぜたもの、あるいは経口補水液(1リットルあたり食塩約3g相当、ナトリウム濃度約50mEq/L)が推奨されています。
水だけを大量にとると、血液中の塩分(ナトリウム)が薄まって、疲れやすく、筋肉のこむら返り、意識障害などに至ることがあります(環境省熱中症環境保健マニュアル)。ちなみに、水を1日2リットルとりつづけても、朝の血液の粘度(サラサラ度)は変化せず、むしろ夜間よくトイレに通うことで眠れなくなり(文献)、転倒、心不全などの懸念が増す可能性もあると、今年のプライマリ・ケア連合学会(つくば市)のワークショップで拝聴しました。
上記のように、電解質(塩分)と糖質を適度に含んだ飲みものを細目にとることによって失われた体液成分を補充することが重要であり、さらに屋内、屋外での行動を工夫するなどして、熱中症の予防につとめましょう(環境省熱中症環境保健マニュアル日本救急医学会 熱中症診療ガイドライン(PDF))。 (浜田)
減塩レシピ
減塩レシピ
女性陣の手際の良さに足を引っ張らないように・・・
女性陣の手際の良さに足を引っ張らないように・・・
米粉とおからの味噌風味蒸しパンほか減塩料理の完成!
米粉とおからの味噌風味蒸しパンほか減塩料理の完成!