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鳥取大学医学部 地域医療学講座
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英国訪問記(2015/09/06-13)

ご報告が遅くなってしまいましたが、9月6日から12日まで家庭医療の現場、卒前、卒後教育制度などの視察に、イギリスに行ってまりました。
ロンドンではCity(ロンドンの有名な金融街)にある日本人向けプライベートクリニックやActonという少し離れたところにあるGP(家庭医)の視察、そしてRCGP(英国家庭医療学会)の会議に参加させていただきました。
英国はNHSという世界に誇る医療制度を戦後保持し続けていますが、その中でもかなりドラスティックに変化しています。RCGPの学会長であるDr.Pringleや新進気鋭の若手家庭医と交流をすることができました。
またそのNHSの制度に則ったGPの働きやプライベートクリニックの診療、海外における日本人の働きなども大きな学びとなりました。
また途中、ウエールズの首都であるカーディフに移動し、カーディフ大学医学部の卒前教育や卒後の家庭医をはじめとした専門医制度の概要についても学び、教育に力を入れたGPクリニックの視察も行いました。
卒前教育は地域医療、家庭医療に限りませんが、学生時代全体が大きく、また繊細にデザインされており、徹底的にoutcome baseの教育が行われていました。
作り込まれたケーススタディやクリニカルスキルラボで「何を、どうやって、いつ、どれくらい」学ばせるのか、それをどうやって評価すれば学生がさらに成長できるのか。
評価は単なるJudgementではなく、AssessmentなのかEvaluationなのかはっきりさせる、目的を達するためなら既存の当たり前の医学教育を疑う姿勢は非常に印象的でした。カーディフ大学では新しい教育カリキュラムで必要な解剖も学べるとして、解剖実習は中止されたそうです。
また卒後教育はWales Deanery(ウェールズ全体の専門医プログラム、研修の管理監督部門)を訪問しました。どのような専門医を育てるのか、そのためにはどんな教育が必要なのか、もし低い評価の施設、研修いがいたらどのように改善するのか、方言のサポートプログラムまであり、Trainers’ Traingなども含めて教育の質管理に多大な資源を投入していることがわかりました。
様々な学びがあり、非常に充実してタフな1週間でした。ラグビー日本代表の歴史的1勝を目前にイギリスから帰国し、個人的には非常に残念でしたが、
これから教室として卒前卒後教育の改善の励み、カーディフ大学をはじめとしたネットワークを活かして活動していきたいと思います。
(朴)
疫学の父、ジョンスノーがこれらのマッピングをしたバーで
疫学の父、ジョンスノーがこれらのマッピングをしたバーで
MIND THE GAP:「違いを認識する」ところからスタートです   (元々は駅のホームの「隙間にご注意を」という意味です)
MIND THE GAP:「違いを認識する」ところからスタートです   (元々は駅のホームの「隙間にご注意を」という意味です)
RCGPの会議で、アフタヌーンティーをいただきながら。
RCGPの会議で、アフタヌーンティーをいただきながら。
RCGP内にある素晴らしい臨床実技試験会場
RCGP内にある素晴らしい臨床実技試験会場
カーディフ大学のDr.Gerrard、Dr.Emerson、そして学生たちと
カーディフ大学のDr.Gerrard、Dr.Emerson、そして学生たちと