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鳥取大学医学部 地域医療学講座
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MEDICAL EDUCATION SYSTEM IN INDONESIA (2016/01/27)

インドネシアのプライマリー・ケア、僻地医療、医学教育
インドネシアのプライマリー・ケア、僻地医療、医学教育

 インドネシアのDiponegoro大学から鳥取大学大学院再生医療学に留学中のMaharani先生を当教室にお招きして、インドネシアの一般的な卒前卒後教育、地域の医療の状況、プライマリ・ケアを支える仕組みなどについて、ディスカッションしました。
卒前教育は当然、コンピテンシーに基づいて構成され、卒業時に求められるアウトカムベースで知識だけでなく、診察スキルやマネージメントスキルが問われていました。(例:フェニルケトン尿症は卒業までに知っていることが求められるが、小児の熱性痙攣は一人でマネージメントすることが求められている)
そして、それに応じてOSCE(客観的臨床能力試験、Objective Structured Clinical Examination)やCBT、CEXなどの必要な評価指標や、チュートリアル、Problem-Based lerning (PBL)、講義など必要な教育手法がとられていました。当然ではありますが、しっかり構造化された医学教育を行うためにさらに努力が必要だと痛感しました。

学位取得、おめでとうございます
学位取得、おめでとうございます

 地域医療を支える仕組みとしてコミュニティーヘルスセンターなどありますが、皆保険制度の導入や僻地に医師を派遣するインターン制度(卒後1年目に全員僻地で診療する)など様々な課題と取り組みがされているようです。約90%がイスラム教のインドネシアでは豚肉はもちろん、アルコールは禁止で、アルコール依存症やアルコール関連障害がほとんどいないというのは少し羨ましくも感じました。谷口教授の「ではどうやってストレスに対処するのか」という質問に、「Pray(祈る)」という回答には思わず「ほー」と唸ってしまいました。
地域医療学、プライマリーケア、総合診療は地域に根ざして活動しますが、実は最も海外と近い診療科かもしれません。