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鳥取大学医学部 地域医療学講座
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鳥取県中東部のスタッフをお迎えして,医学科「4年次地域医療体験」意見交換会(2016/11/22,鳥取市)

 先週に引き続き,地域医療体験実習に関して,医療機関担当者10名,学生3名(渡辺病院,ウェルフェア北園,鳥取生協病院で実習)を交えて意見交換を行いました(⇒ 先週西部で行った本会のリンク).
最初に,松浦鳥取県東部医師会長より「毎年数多くの学生が鳥取県中東部の医療機関で学んでもらっていることを歓迎する.今後も学生教育に協力していきたい.」と,心強いお言葉をいただきました.その後,井上医師による実習の背景・目的・方法の後,2グループに分かれて実習に関して語り合い,全体で情報共有しました.
私たちが提案した実習の目標設定に改善の余地があること,学生の滞在時間が短くなり慌ただしく終わってしまう問題点などは今年も指摘されましたが,一方で,医療機関の特長を活かしたユニークで意義深い実習を提供されていることが多いことがわかり,私は大いに参考になりました.
 訪問診療をライフワークとしていらっしゃる先生は,学生に家庭やグループホームなどでの診療をみせて面白いと思うだろうかと半信半疑だったそうですが,今年の学生からのフィードバックを通じて,家ならではの患者・家族とスタッフとの交流に注目させることが重要であると気付いたということです.例えば,今年何気なく往診で臨死期にある患者と家族と医療者とのやりとりに学生を交えたところ,学生の心に強く響き,予想外に強い反響を得たと仰っていました.他の施設で在宅を経験した学生からは,「医師として患者のプライバシーに入り込み過ぎではないかと思い,自制することは無いか?」という質問があり,岩美病院の尾崎先生からは「看護師などの関係スタッフに患者との距離感をチェックしてもらっている」というコメントがありました.
鳥取市立病院の重政先生は,「患者中心の医療としては,総合診療科での医師患者家族との関係性,多職種連携の形だけではなく患者・家族に関して討論している姿など,時間の制約の中で多面的にみせるようにしている.学生からのフィードバックも上々である.」と仰っていました.
最後に渡辺憲先生(渡辺病院)より,「本実習はpatient-centered care に着目するもので意義深く,当院では認知症の利用者からいろいろな方法で学んでもらっている.今後とも協力していきたい.」というお言葉を頂戴し,谷口教授の御礼の言葉で本会を終了しました.
 休日前にも関わらずご参集くださいました皆さま,今回お越しいただけなかったスタッフの方々におかれましては,心より感謝いたします.来年以降,実習の目標設定のみならず実施内容,協力医療機関の拡充も含め,中東部の医療・教育資源をより活かしたものにブラッシュアップできればと考えておりますので,今後ともよろしくご指導,ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします.  (浜田)